FURISODEGUIDEYubien Kimono Nijiiro
帯揚げとは、帯枕やその紐を隠すために使うもの。
帯の結び目の形を整える役割もある、小幅の布です。
お太鼓や福良雀などの帯結びの時に使用します。
この帯揚げを使うのは、帯枕の紐を隠す目的と、もうひとつの目的が。
それは、着物の脇から胸にかけて華やかに飾る目的。
帯と着物の間にあり、コーディネートの大事な架け橋となります。
色んな素材や色・柄があり、中にはパールなどの装飾付きの物もあるので、
着物に合わせて素敵な帯揚げを選びましょう!
帯揚げは、振袖・訪問着・小紋など、着物によって分けるというハッキリしたルールはありませんが、 着物を着ていく時の「TPO(時・場所・場合)」によって使い分けられています。
そこで、TPOに合わせた帯揚げの選び方を解説します。
式典や結婚式など、フォーマルな場で第一礼装として着る着物には、 正装用の白や白っぽい帯揚げ、薄い色の帯揚げを合わせます。
さりげなく絞りが入っているものや、金糸の刺繍が施してあるものも。
また、準礼装として着る訪問着や付け下げ、江戸小紋などに合わせることもできます。
普段のおしゃれ着やお稽古事など、自由に着物を楽しみたい場面。
小紋や紬、ウール、デニム、化繊など、着物の幅が広がります。
そんな時には、帯揚げも自由に選びましょう。
思い切った鮮やかな色で、しっかりとした生地の縮緬(ちりめん)の帯揚げを合わせるのも◎
季節によっては、なめらかな生地の綸子(りんず)や紋綸子(もんりんず)の帯揚げを合わせると、軽やかで柔らかいイメージを演出できますよ。
華やかに見せたい振袖スタイル。
総絞りの帯揚げでボリュームを出して、より一層華やかに!
5月後半から9月にかけて、着物姿を涼やかに見せたい季節には、 帯揚げにもひと工夫を加えましょう。
まず、色。
鮮やかな強い色よりも、着物か帯締めと同色系で淡い色の帯揚げがおすすめ。
着物も小物もすべてを強い色にしてしまうと、目立ちすぎて涼やかさが損なわれてしまいます。
夏は上手に色の引き算をして、涼やかに見せましょう。
続いて、素材。
夏の帯揚げの素材は大きく分けて2種類。
ひとつは、絽目(ろめ)のはっきりしたもの。
しっかりとした生地でありながら、目(すき間)が開いており、清涼感があります。
もうひとつは、絽目のない、密度の高い紗のような素材のもの。
絽以上に透け感があり、さらに涼やかに見せることができますよ。
いかがでしたか?
帯揚げは、帯枕の紐を隠すだけではなく、着物姿を華やかに飾るための大事なポイント。
いろんな種類があるので、コーディネートに迷ったらこちらのページをチェック!
わずかに見える部分にまでこだわって、着物のおしゃれを楽しんでくださいね。
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